北海道新聞がJR北海道の廃線方針を批判している件について

おはようございます。今朝のニュースを見ると、北海道新聞にこのような記事が掲載されておりました。

dd.hokkaido-np.co.jp

少し話題は変わりますが、JR北海道はここ数年に路線の点検不備や事故が多発しております。企業倫理から述べるのであれば、交通業界の企業においてこのような事故が多発することは許されるべきではないと考えます。
しかし、JR北海道は国鉄からJRに移行するときに民営化し、公共交通を担いつつも企業として利益を出さなければならない立場におかれました。

ところが、札幌以外の地域は深刻な少子化が進んでしまい、乗客数も年々減少してきており、それが利益を出すのを難しくしております。

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JR北海道の第2四半期決算発表とローカル線の動向: いかさまトラベラー

とりわけ、本州とは違い道北などの地域は厳寒期になるととてつもない降雪量になるため、そのための除雪にかかるコストや、長い線路の維持費などを考えると、どうしても首が回らなくなってしまうのです。

私がいいたいのは、北海道で公共交通を担いつつ民営化した鉄道会社というのは、スタート時点でこのような結果になることはすでに予想されていたことですし、この件をJR北海道を批判するのは、どうしても納得がいきません。

法律違反を推奨する武蔵野大学教授。

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昨日の痛ましい事件から武蔵野大学の長谷川教授があまりにも無頓着なコメントを出したことが話題です。

togetter.com

引用します。

月当たり残業時間が100時間を越えたくらいで過労死するのは情けない。会社の業務をこなすというより、自分が請け負った仕事をプロとして完遂するという強い意識があれば、残業時間など関係ない。自分で起業した人は、それこそ寝袋を会社に持ち込んで、仕事に打ち込んだ時期があるはず。更にプロ意識があれば、上司を説得してでも良い成果を出せるように人的資源を獲得すべく最大の努力をすべき。それでも駄目なら、その会社が組織として機能していないので、転職を考えるべき。また、転職できるプロであるべき長期的に自分への投資を続けるべき。

驚くべきは彼が法律違反を推奨していることです。上記のリンクにもありますが、労働基準法36条において労働時間の延長限度は月45時間までと決められております。それを元経営者だった長谷川教授が知らないはずがありません。

正直このような痛ましい事故の後に、このような無頓着なコメントを出すとは正気を疑いたくなります。個人的にはこのようしばき体質を容認するような経営者、もしくは経営学者、過労死させる経営者の片棒を担いでいることをもっと自覚するべきだと思います。

この件に関してとても的確なツイートをしてらっしゃる方がいたので、最後に引用したいと思います。

畜生にも劣る電通の企業倫理。

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お疲れ様です。電通の社員が過労死したことで波紋が広がっています。

menhera.jp

電通は1991年に新卒社員を過労死させてから度々その企業体質が度々問題になってきました。

hitomoti.com

今回の事件で明らかになったことは、企業が一人の命を奪ったとしても、その企業体質は改善されず、また新たな犠牲者が発生したということになります。

正直、上記の記事を参照すると、セクシャルハラスメントよりもさらにひどい「性的な見返り」が要求されていることがわかります。そうした事実が真実であるのならば、もはや過労死事件とも呼べず、むしろ相手の意に反して性的な関係を要求する「強姦罪」を視野に入れた刑事事件の可能性すらあります。

被害者のツイートをさらに参照すると、同期の新入社員が同じ環境に置かれているようです。そうなってくると、この件は氷山の一角でしかないことがわかります。

今回の件で行政が何らかのアクションをしなければ、行政は労働問題を容認していることが明確になってしまいます。そうなってくると、あらゆる労働問題が放置状態となり、日本という国は「ブラック国家」になることでしょう。

追伸:電通が起こしたオリンピック裏金事件はまだ明らかになっておりません。個人的には日本に害悪しかもたらさないこの企業は一旦ガラガラポンした方が良いと思います。